税務申告・決算書作成は、【申告支援ドットコム】
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決算・税務申告に関してよくある質問をまとめてみました。
簡単に言えば、年間の収入と支出を計算し、その年の利益や損失を計算することです。
これに基づいて税額を計算し、申告と納税をする義務があります。
納税の義務を果たすため、企業は年に1回、必ず決算作業を行わなければいけません。
個人事業者の場合、赤字であれば確定申告をする義務はありませんが、
法人の場合は利益がなくても申告書の提出が義務付けられています。
決算とは上の項目で説明したように、会社の1年間の収支の総まとめであるため、
日々の経理処理の積み重ねによって完成されます。
大まかな流れは以下の通りです。
会計ソフトも様々なものが普及し、経理の入力作業は社内でも簡単に行えるようになりましたが、
その処理においては、やはり会計や税務の専門的知識が必要となります。
日々の経理入力作業と違い、税務申告書の作成は専門的な作業となりますので、
専門家の知識や経験なしに、会計ソフトで申告書を作成することは難しいと思われます。
本来、経理や決算は「会計」の領域、申告は「税務」の領域だと思いますが、
非上場会社、中小企業の場合は、
日々の経理処理についても税務のことを検討しながら処理をしていくことが多くあります。
そのため日々の経理処理の段階から、専門知識を持った税理士に、
税務上のチェックやアドバイスを求めることが必要です。
決算では、まだ入出金されていない取引についても決算日を基準に処理を行います。
実際に会社に残っている資金の収支とは、違った集計処理となるため、
会社に資金が少ない場合でも、決算上の利益が出てしまうことがあります。
お金がなくても利益が出れば税金が発生します。
節税と呼ばれる税金対策は、決算ギリギリで行えるものではありません。
日々の経理処理をしっかりと行い、そこから決算の予測をたてなければ、
税金どころか黒字倒産といったことにもなりかねません。
日々の経理は申告のためだけでなく、毎月の資金繰りなどの経営戦略にも欠かせません。
自社の状況を正確に判断するためにも、日々の経理業務はきっちり行いましょう。